SOLO EXHIBITION
記憶のないカウボーイは庭にいる
ギャラリーG 2021.1.26 - 1.31
記憶のないカウボーイは庭にいる
2021/1/26(火)- 31(日)11:00~20:00
(最終日17:00まで)
ギャラリーG
広島市中区上八丁堀4-1 公開空地内
走る スパイ 団地 バレリーナ 怒る 床の間 記憶がない ベッド 茶の間 アッパーミドルの家 卵をもつ 警部補 鳩を抱える カウボーイ 訴える 庭 ピアノ教室 うずくまる 野球選手 夜逃げする ウエイトレス 泣く 玄関
《記憶のないカウボーイは庭にいる》とは、制作者が「どこで」「だれが」「どのように」と書いた紙をランダムに選んだ「庭」「カウボーイ」「記憶がない」の三つの語句を繋ぎ合わせた文章です。《記憶のないカウボーイは庭にいる》という一節のみを手がかりとして発想を広げ制作しています。
記憶のないカウボーイは、本来いるはずであった牧場を離れ、どこの国か分からない整備された庭にいます。彼自身なぜそこにいるのか分かりません。絵画も同じように、絵の具は本来いるべきチューブから離れて布の上にいて、何故そこにいるのか分かっていません。
前後の文脈を無視したものが任意のストーリーに変わり、本来何も意味を持たないはずの文章が作品によって意味を持ち始めます。それは絵画の性質そのものです。
GROUP EXHIBITION
ニュー・リアリティ
アートギャラリーミヤウチ 2021.1.4 - 2.28
ニュー・リアリティ
2020年1月4日(月)~2月28日(日)
2月4日より滞在制作
アートギャラリーミヤウチ3F展示室
広島県廿日市市宮内字高通4347番地2
顔のない人物や場所が特定できない風景をぼかしやにじみ、そして時に輪郭線を強調しながら匿名の物語を描く古川諒子。近年絵画や小説等でつくりあげられるフィクションの世界と観る者の記憶との関係性に着目しています。このたびは、古川が任意の言葉をランダムに引くことで出来上がったフレーズ「記憶のないカウボーイは庭にいる」を起点に絵画へ仕立て上げていくシリーズを展開します。意味を持たないフレーズから古川がつくりだす虚構の物語とイメージの積み重ねは、絵画となることで観る者の記憶を呼び覚まし共感を得ることができるのでしょうか。
GROUP EXHIBITION
Azure Hiroshima Base オープニング記念展示
Azure Hiroshima Base 2021.3.26 - 6.30
Azure Hiroshima Base オープニング記念展示
2021年3月26日(金) - 6月末
Azure Hiroshima Base
広島県広島市中区河原町 2 番 1 号
参加アーティスト
有田大貴 / 木村翔太 / 古川諒子 / 松本千里