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How to draw a Cathedral

(2025)

≫Exhibition View / Solo Exhibition

Single channel video
7:53

​出演・英語協力 菅野みゆき

フランス語協力 前山悠 

私の友人に依頼して「話すほどではないけれど、言葉にすれば伝えられること」を集めています。それらの言葉を、布片の色や形の組み合わせによってあらわす「キルト語」という人工言語を創りました。それを読むには、日本語・英語・フランス語・アラビア語など、複数の言語に対応した変換表が必要で、ひとつのキルトに対して複数の読みが生まれます。例えばクッションの形をしたキルトでは、英語とフランス語の対応表を使用することで、それぞれ違う意味へと変化します。
 

映像作品は、英語話者が「キルト語」を読み上げる様子の記録です。言語による語順や構文の違いによって意味が変容することを提示しました。縫い込まれた図像が他者の声によって再解釈されることで、新たな記号として立ち上がります。文字を使わず、図形や数字に置き換われば、意味を違えることはないかもしれません。

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