top of page

  2023 / 2022 / 2021 / 2020 / 2019

SOLO EXHIBITION

回る羽根を切る/貼る

MONO.LOGUES 2022.6.10 - 6.27 

回る羽根を切る/貼る

2022/6/10(金)- 6/27(月)

MONO.LOGUES

東京都中野区中野5-30-16 メゾン小林101

Group Exhibition

ひとりのひとりの間に

ARTDYNE   2022.2.19 - 3.6

ひとりのひとりの間に

2022/2/19(木)- 3/6(日)

ARTDYNE

東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 207号室

 

この度、ARTDYNEは2022年2月19日(土)から3月6日(日)まで古川諒子・辻響己2人展「ひとりとひとりの間に」を開催いたします。

1994年生まれの古川は、主に綿布にアクリルという素材を使って制作を行っています。下地を塗らずに絵具を綿布に染み込ませるという技法によりキャンバスと絵具が一体化した画面は、それを凝視するものに、眩暈のような感覚をもたらします。表面の滲みの跡や絵具や綿布のざらつきから来る独特の物質感は、絵画の中だけの物語では終わらない、何らかの「外部(他者)」を静かに示唆します。一方、1997年生まれの辻響己は、石粉粘土で作成した人型を麻布で覆い、そこにペインティングを施すことで絵画の延長上としての立体作品を制作しています。布(聖骸布的な役割を果たしている)に包まれた人型は、実体としての中身が見えないがための霊のような不穏感を醸し出し、存在というものの不確かさを感じさせます。2人に共通するものは、「描くもの」と「描かれたもの」、すなわち「支持体」と「被支持体」の関係性への興味です。

今展にて、古川は新作12点、辻は近作、ドローイングを含めた7点を展示いたします。どうぞこの機会にぜひご高覧、ご高評いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

bottom of page